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区分 幼児 小学 中学 高校 一般
九州

第58回全九州高校柔道大会
平成20年6月21,22日(土日)
沖縄県立武道館(沖縄県那覇市)


◇【男子団体】
▽予選リーグ 長崎南山0-4宮崎日大、1-2甲陵、1-3沖学園 予選敗退
▽予選リーグ 小浜(内容負)2-2延岡学園、1-3鹿児島商、1-4佐賀商 予選敗退
1甲陵(鹿児島),2延岡学園(宮崎),3福岡大大濠(福岡),沖縄尚学(沖縄)
◆【女子団体】
▽予選リーグ
▽決勝トーナメント
長崎明誠3-0那覇西、2-1小城、3-0宮崎日大予選突破
準決勝 
長崎明誠(内容負)1-1阿蘇  3位
▽予選リーグ 西海1-2敬愛、1-0鳳凰、1-1宮崎商 予選敗退
1敬愛(福岡)、2阿蘇(熊本),3長崎明誠(長崎),明豊(大分)
◇【男子個人】 ▽60kg級 河村豊(西海学園) 1回戦敗退
立川亮介(小浜) 1回戦敗退
▽66kg級 田中利気(五島) 2回戦敗退
伊藤滉一(小浜) 2回戦敗退
▽73kg級 永瀬諒(長崎南山) 1回戦敗退
金城博豊(西海学園) 2回戦敗退
▽81kg級 西島幸祐(西海学園) 2回戦敗退
早稲田洋輔(西陵) 2回戦敗退
▽90kg級 山口満章(西海学園) 2回戦敗退
永田旭(長崎南山) 1回戦敗退
▽100kg級 藤原浩司(長崎東) 1位
出口雄斗(長崎南山) 1回戦敗退
▽100kg超級 原口大(長崎南山) 1回戦敗退
岩永直樹(小浜) 1回戦敗退
◆【女子個人】 ▽-48kg級 岩永地可(長崎日大) 1回戦敗退
猪村智美(佐世保西) 1回戦敗退
▽-52kg級 中崎冬幸(西海学園) 1回戦敗退
米山美咲(西海学園) 1回戦敗退
▽-57kg級 近藤薫(長崎明誠) 1位
廣谷楓子(西海学園) 2回戦敗退
▽-63kg級 藤田真記子(長崎東) 3位
鴨川成美(長崎明誠) 1回戦敗退
▽-70kg級 松尾千香(長崎明誠) 1位
松延祐里(長崎明誠) 2位
▽-78kg級 木下美里(長崎商業) 2回戦敗退
浅田美保(猶興館) 2回戦敗退
▽78kg超級 橋口ななみ(西海学園) 2位
稲田美奈子(長崎女子) 2回戦敗退

長崎新聞(H20.6.22,23)記事掲載
詳細:阿野朋弘(高体連柔道競技専門部)

第58回全九州高校柔道大会(西日本新聞社など後援)第1日は21日、那覇市の沖縄県立武道館で男女の団体戦があり、5人制の男子は甲陵(鹿児島)が初優勝を飾った。決勝は2−2ながら、2つの一本勝ちという内容で延岡学園(宮崎)を上回った。
 3人制の女子は春の全国選手権で3位だった敬愛(福岡)が決勝で、同選手権優勝の阿蘇(熊本)を破り、2年ぶり2度目の優勝を果たした。最終日の22日は男女各7階級の個人戦が実施される。

 ●エースの1本が救う

 ○…男子は春の全国選手権で九州勢唯一の8強入りを果たした甲陵が、昨年11月の新人大会に続き九州王者となった。チームをけん引したのは中堅に座った矢田友克。決勝も、次鋒(じほう)市丸貴彬のけさ固めの後に内また透かしを決め、勝利を決定付けた。開始20秒、会場をどよめかせる鮮やかな一本勝ちだった。和田茂市監督も「みんなの動きとリズムが悪い中、矢田が救ってくれた。たいしたもんです」と目を細めた。「最後は狙ったわけじゃないけど、体が勝手に動いた。次は金鷲旗で優勝したい」。甲陵のエースは口元を引き締めた。

 ●畑村、逆転劇を再現

 ○…決勝も、予選リーグも大将の畑村亜希がピンチを救い、女子で2年ぶりの優勝を敬愛にもたらした。春の女王、阿蘇との決勝は1−1ながら内容でリードされ、引き分けも許されない状況で出番が回ってきた。相手の力強い組み手でなかなか技を出せなかったが、冷静に勝機を探った。「ラスト勝負にかけていた」。残り12秒、小外刈りで効果。勝負を決めた。昨年の金鷲旗では、決勝で史上初の4人抜きを演じた“逆転大将”は「金鷲旗と全国総体へ向け、もっと厳しく自分を追い込みたい」と夏をにらんだ。

    ×      ×

 ▽男子団体準決勝
甲 陵 (鹿児島) 2−0 沖縄尚学 (沖 縄)
延岡学園 (宮 崎) 3−2 福岡大大濠 (福 岡)

 ▽同決勝
甲 陵 2−2 内容勝ち 延岡学園

 ▽女子団体準決勝
阿 蘇 (熊 本) 1−1 内容勝ち 長崎明誠 (長 崎)
敬 愛 (福 岡) 3−0 明 豊 (大 分)

 ▽同決勝
敬 愛 2−1 阿 蘇
(共同)


=2008/06/22付 西日本新聞朝刊=